前回、サヨナラホームランについて記載しました。
その際に日本のプロ野球界で誰が何本サヨナラホームランを打っているのか調べたところ、以下のデータを見つけました。
満塁・サヨナラ本塁打ランキング
サヨナラホームランの歴代1位は清原和博の12本、2位は野村克也の11本でした。ホークス王会長が8本の4位ですが、現ホークスの藤井康雄バッティングコーチがオリックスブルーウェーブ時代に7本打っており、日本プロ野球界歴代6位の記録でした。
藤井コーチはオリックスブルーウェーブの主軸を打っていた左の強打者でした。ホークスもかなり打たれた苦い記憶があります。
さらにすごいことに満塁ホームラン14本は、王会長の15本に次ぐ2位の記録でした。「満塁男」の異名を取った駒田徳広、小久保裕紀元キャプテンが13本、元ホークスの門田博光が11本とのことですから、藤井コーチが現役の頃、いかに勝負強いバッティングをしていたかが分かります。
2002年に現役引退後、オリックス2軍の打撃コーチ、スカウトを勤められました。コーチ時代にはT-岡田を育てたことでも有名です。
2010年シーズン終了後より秋山幸二前監督によってホークス1軍の打撃コーチに招聘されました。詳しいことは当時のナンバー誌に掲載されています。
number.bunshun.jp
就任後の2011年にはホークスは日本一となり、2014年にはシーズン後半苦しみながらも再び日本一となりました。日本一のチームのバッティングコーチなのです。
現在もホークスには松田、内川、イ・デホをはじめとして、柳田、中村など若手も第一線で活躍しています。今年はホームランテラスの影響もあるでしょうが、例年以上に打撃陣は好調のようです。
しかし長いシーズン、決していい時ばかりではありませんし、打線は水ものといいます。またいい投手はそう簡単に打ち崩せるものでもありません。
それでも藤井コーチのあの柔和な笑顔を見ていると、ファンは安心してしまうのです。
「今打てなくても、次はきっと打てる」と…
藤井コーチ、これからも好調ホークス打線をよろしくお願いします!
ちなみにコーチはブログも開設しています。タイトルは「グランドスラム」!
いいですね~。2014年開幕以来更新はしていないようですが(汗)。
藤井康雄オフィシャルブログ
鷹のぼせの独り言
医療者で3児の父親です。ご覧のとおりの“鷹のぼせ”です。育児、医療、書評、そしてホークスについて語ります。
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